ただキレイにするだけではなく
新品以上のスタイリングを
一般的に、ウィッグは新品だったとしても、毛量や癖が均一すぎるあまり、
「似合わない」「いかにもウィッグだと気づかれる」等、その不自然さに、
悩まれる方が多くいらっしゃいます。
ときにユーザーさまを勇気づけるはずのアイテム、
闘病時に使用するウィッグで、そういったストレスを与えてしまってはなりません。
わたしたち、リンクウィッグの商品は、洗浄・消毒等の衛生管理面は当然のこと。
それに加え、できるだけどんな方にも似合うよう、
お顔まわりの処理や人間の本来の自然な毛量へのカット、
日本人（東洋人）の骨格をふまえ、全ウィッグをスタイリングしています。
ご寄付していただいたウィッグ
※未使用品や、およそ80万円ほどの高品質なウィッグも有ります。
取り扱い方法をはじめ、ウィッグの知識に精通し、お手入れ方法などの技術を習得したプロの美容師が、ウィッグの状況を入念にチェックします。
修理が必要なものは、専門の修理業者で、新品同様になります。
ウィッグに優しい専用の洗剤で丁寧に洗います。
ダメージの原因となる直射日光を避け、また衛生面を考慮し、6時間以上かけてしっかりと自然乾燥します。
乾燥したウィッグをひとつずつ丁寧に、紫外線消毒器で85μW／cm2以上の紫外線を連続して20分間以上照射し、消毒薬で入念に消毒します。
紫外線消毒器
紫外線消毒器にて
丁寧に消毒します
紫外線消毒器と殺菌料製剤「ジアマックス」
動きが出て、自然に見えるよう、丁寧にカットします。
ウィッグは人と違って、毛量や癖が均一。この不自然さを人間らしい自然な状態へとまずは近づけていきます。（どんなに高品質の新品のウィッグでも、ほとんどのウィッグにカットが必要です）
カットを担当するスタッフは、ウィッグソムリエの資格を持ち、数々のコンテストで受賞歴があります。また、日々、多数のウィッグカットをしているだけでなく、サロンワークでもお客様に大変喜ばれているので、技術力は業界で折り紙つきです。
カットだけでなく、さらにどんな方にも似合うようにスタイリングしていきます。
目の横を抑え、ひし形シルエットをアイロンでつくっていきます。また、耳後ろの収まりや、後頭部のボリュームもブローで形をつくっていきます。
BEFORE
AFTER
最終的に人につけて、チェックカットをします。
マネキンとは違い、当然人間は動きます。表情もあります。
肩や体とのバランス、襟足のおさまり、地肌との透け感などを見ながら最終調整します。
以上の工程を経て、商品化となります。
ご寄付していただいた方々の「想いを繋ぐ」をコンセプトに、高品質なウィッグをお値打ち価格にて、ご提供しています。
